手嶋龍一

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メッセージ

中国艦船、尖閣沖に

 新春早々、尖閣諸島をめぐって、東シナ海が波立っている。  尖閣諸島のひとつ、大正島の接続水域に中国海軍の潜水艦が潜航したまま侵入してきたことを海上自衛隊の護衛艦が確認した。1月11日午前のことだ。この潜水艦は12日午後に公海上に出て浮上したという。その際、中国の国旗を掲げていたことが確かめられた。
 日本政府が中国側に厳重な抗議を行ったことは当然だが、これに対する中国政府の対応は相変わらずかなり強硬だ。中国国防相のコメントは以下のようなものだ。
「海上自衛隊の護衛艦が、釣魚島の接続水域に入ったため、中国海軍の艦艇が追跡し、監視した」

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