日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機
メッセージ
二〇一九年は、日本では令和時代の幕があがり、海外にあっては、米中の貿易戦争、香港の民主化運動、英国のBREXIT、トランプの弾劾と慌ただしい動きが続き、まもなく暮れようとしています。
今年も中央公論新社より『日韓激突』(中公ラクレ新書)を上梓しましたのでお届け致します。東アジアをめぐる国際政局については、去年暮れに佐藤優さんとの対論『米中衝突』を出版したばかりですが、この一年の間に情勢が大きく様変わりしたこともあって、読者の方々や版元から強い要望が寄せられ、新たに一冊を編むことになりました。常の編集作業では今年後半に生起した出来事は収録できないのですが、かなり無理な作業を重ねて、GSOMIAに関する最新情勢についても入れ込むことができました。
本書の冒頭でも触れましたが、冷戦が幕を降ろして三十年、西側陣営が冷たい戦争に勝利して凱歌をあげた時には誰も予想すらしていなかった光景がわれわれの眼前に拡がっています。私たちはこれから果たしてどこに舵を定めればいいのか、未来を見据える際の一助となれば幸いです。ご一読いただき忌憚のないご意見をお聞かせください。
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