賢者の戦略-生き残るためのインテリジェンス-
メッセージ
『賢者の戦略―生き残るためのインテリジェンス―』は、佐藤優さんと共に現下の情勢を読み解く「インテリジェンス対論三部作」の締めくくりとなる作品です。『動乱のインテリジェンス』『知の武装―救国のインテリジェンス―』とほぼ一年ごとにシリーズを発刊してきましたが、三部作を読み通してみると、とりわけ2014年は「危機の年」と言えるほど様々な出来事が複層的に起きていることがわかります。ウクライナ情勢やイラク・シリア情勢が、地下水脈を通って、東アジア情勢に深刻な影響を与えている点では、現代史を画する最大の「危機の年」と言われた1939年にも較べられるでしょう。超大国アメリカが、ウクライナ情勢で日本とドイツを誘って対ロシア制裁を強めていけば、プーチンのロシアを習近平の中国に傾斜させていきます。対する日本は、日米同盟を拠り所に中国の台頭を抑止すべきなのですが、その日米同盟にぽっかりと空洞が生じつつあります。本書では、こうした一連の出来事の深層に踏み込んで、賢者に率いられた国家のあるべき戦略を考察しています。
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書評
- 「北國新聞」掲載
- 「日本に必要な知性主義」(PDF 2.9MB)
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